Style of はんぷ屋

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はんぷ屋=丸進工業の帆布とは。

op-11.jpg帆布(canvas)とは平織りで織られた厚手の布(綿または麻)。この生地は通気性に優れ、とても丈夫でへたりにくく、使い込むほどに味が出てくることが特長です。
また、強度を保つため経糸がほつれないように『シャトル織機』で織ることによって織物の両端に耳(セルヴィッジ)が出来るということも特長のひとつです。 『シャトル織機』は主にヴィンテージジーンスの生地などを織るのに使用されている織機ですが、当社はそれ使って帆布を製織している。帆布の素材は綿と麻が中心ですが、当社の帆布は綿100%の綿帆布です。一般的に綿帆布とは、経糸(たていと)、緯糸(よこいと)ともに10番手以上を使用したもので糊などのつなぎを一切使用せずに、経糸に撚り糸(数本の糸を 撚った糸)を用いて平織りしたものをいいます。サイズは平方ヤード(91.5cm)あたり8オンス(約227g)以上の織物になります。また、帆布には撚り合わせ数や密度により1〜11号の厚さに分けられ、1号が一番厚手になり、11号が薄くなります。近年では「先染め生地」を帆布織りし、それを使って製品化されたバッグや文具、お洒落な小物などが注目されています。

op-8.jpg「先染め生地」とは、糸を先に染めてから織り上げている生地のことです。通常、帆布は白糸で生地を織り上げてから色を染める「後染め加工」が行われていましたが、当社=白生地機屋(しろきじはたや)にとってタブーとされていた、先染めの糸を使って帆布を織り上げることに挑戦し、今では当社の大きな特長のひとつになりました。プリントでは決して楽しめない風合いと、上品なストライプが表現されているのが魅力です。

経糸と緯糸が織りなす技。

op-2.jpg一般的に綿帆布とは、経(たて)糸、緯(よこ)糸とも10番手以上を使用したもので、糊などつなぎを一切使わず経糸に撚り糸を用いて純粋に平織りしたものをいいます。
サイズは、平方ヤード(91.5c㎡)当たり8オンス(約227g)以上の織物になります。
さらに、撚り合わせ数または密度により、1号~11号の品種に分けられ、1号は1㎡当たり1014gと一番厚手で頑丈、逆に11号は1㎡当たり343gと一番薄手となります。ちなみに当社の製品は昔ながらの4~11号の純綿帆布を主力としています

撚り糸から製織までを自社工場にて一貫生産。

積み重ねた帆布.jpg当社は、撚り糸から製織まで自社工場にて一貫生産しているため、品質管理に万全をはかり、国内外のブランドから多くの注文もをいただいています。また当社では帆布のJIS企画(日本工業規格)がなくなった今でもJIS規格にそって製造し、現在では数少なくなった「シャトル織機」で製織されることにより、外国産帆布では決して表現できない独自の風合いと厚さを実現させました。

シャトルイメージ.pngシャトル織機は、シャトル(杼=ひ)を左右交互に打つことによって緯糸入れをおこない製織する機構になっています。この方法は、古くから行われていて、シャトルの打ち込みにエネルギーを多く消費するため、高速製織が出来ません。大量生産には向いていない分、手作りの風合いをもったとても温かみのある生地を織ることが出来ます。シャトル織機で製織した生地には柔らかい肌触りの耳(セルヴィッチ)が出来るのが特長。シャトル織機は現在生産されておらず、大変貴重なもの。当社ではこのシャトル織機60台を大切に所有しています。

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1.合糸ごうし)

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2〜8本の原糸を1本の糸に合わせていく。合わせる糸の本数で織り上げる帆布の厚さが決定する。

2.撚糸ねんし)

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合糸された糸に撚りをかけることにより、糸の強度が増すほか、毛羽立ちにくくなる。

3.整経(せいけい)

整経.jpg

「経」はタテの意。タテ糸を織機用に整え、1,200本〜2,000本のタテ糸を部分整経機を使って200本〜300本づつに計6〜10回に分けてドラムに巻き取る。さらに織機に載せるビームという巨大ロールに巻き直す。

4.経通し(へとおし)

経通し-2.jpg

ビームに巻いたタテ糸を「ドロッパー」、「ヘルド」、「おさ」と呼ばれる織機のパーツに通していく作業を「へ(経)通し」という。タテ糸の本数だけこの作業は違う号数の帆布を織るたびに行う。

5.製織(せいしょく)

製織.jpg

シャトルカ織機にビームを載せてヨコ糸をセットして平織りする。1日8時間で50m〜70m織り上げる。

6.流し検反(ながしけんたん)

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織り上がった帆布は50mごとにカットされ、検反機にかけキズや汚れなどの箇所にチェックを入れて振るい落とされる。

7.畳み(たたみ)

畳み.jpg

振るい落とされた帆布を1mごとに重ねて畳む。それをさらに二つ折りにして号数ごとに積み上げていく。この形が豆腐と似ていることから、トウフタタミとも呼ばれる。

8.仕上げ(しあげ)

仕上げ.jpg

流し検反機でチェックされたキズの箇所を熟練職人の目で再チェックし、ヨコ糸の連れ込みなどを抜いたり、穴を補足して縫ったりする。こうして出来上がった帆布は1級品として認められ、様々な用途で使われている。